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Q&A よくある質問

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原爆に被爆した人の中で、これまでに放射線が原因と考えられるがんはどれくらい発生していますか?
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表1は、寿命調査(LSS)集団におけるがん発症数(白血病死亡については1950−2000年、固形がん発症数については1958−1998年)を被曝線量に応じて示したものです。放射線被曝が原因でがんになり亡くなったと考えられる人の割合は(けがや火傷による急死の場合と同様)、爆心地に近いほど大きくなります(「放射線の健康影響」のうち、「固形がん」および「白血病」のページにある表も参照してください)。総じて、白血病死亡の約半数と固形がん発症数の約10%が放射線被曝に起因すると考えられます。LSS集団が両市の全被爆者の約半数と仮定すれば、2000年までの放射線被曝に起因すると考えられるがん発症総数は約1,900例と推定されます。
 
表1. 線量別の過剰白血病死亡数ならびに過剰固形がん発症例数
* 白血病の場合は重み付けした骨髄線量(中性子線量を10倍したものとガンマ線量の和)、固形がんの場合は重み付けした結腸線量。該当する爆心地からの距離については表2を参照。
** 市内不在者(NIC)群は固形がんには含まれているが、白血病の場合には含まれていない。
 
表2は爆心地からの距離と放射線量の関係を大まかにまとめたものです。

 
表2. LSS対象者の重み付けした結腸平均線量と爆心地からの距離の関係
(個人によって遮蔽状態が異なるので、この線量と距離の
関係は誰にでも一律に当てはまるわけではない)
重み付けした結腸線量 爆心地からのおよその距離
広島 長崎
0.005 Gy
2,500 m
2,700 m
0.05 Gy
1,900 m
2,050 m
0.1 Gy
1,700 m
1,850 m
0.5 Gy
1,250 m
1,450 m
1 Gy
1,100 m
1,250 m